AWS SAA 取得勉強法について

クライマー株式会社でエンジニアをやっている黒木です。 2020年2月に業界未経験から入社したので経験としては約1年9ヶ月ほどになります。 今回は今年の7月上旬に取得した資格 AWS SAA(Solution Architect Associate)の勉強方法について書きます。

資格を勉強する直前はどれくらいまでの前提知識があったか?

前提知識としてはインフラ・ネットワーク関連の知識はほぼない状態で始めました。 ですのでいきなりAWSのサービスについて勉強しようとしてもAWS以前の問題としてインフラ・ネットワーク関連の用語の意味が分からず、Udemyの動画教材や模試問題を見ても 「何を言っとるんだこいつはー」という感じだったのでまずネットワーク・インフラの基礎を一通り勉強することにしました。 まず最初に取りかかったのはこちらの書籍「3分間ネットワーク基礎講座」 です。 「マスタリング TCP/IP 入門編」 が有名なようですが、書店でパラパラと立ち読みした時に立ちくらみがしたので断念しました。(もうちょっと実力ついたらチャレンジする予定) 「3分間ネットワーク基礎講座」については「1チャプター3分間で読み進められる」をコンセプトに45チャプターで構成されています(チャプター数についてはうろ覚えです。) わかりやすい書籍ではあるのですが、一回読んですんなり理解できるものでもないので通勤の電車待ちの時間や電車内などの1日の隙間時間を使って読み進めて全部で3~4回は読んだと思います。(結構忘れてると思うのでまた復習しないと。。) 上の書籍で基礎知識をつけた後はUdemyの動画教材「これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)」をやりました。 まぁ流石にこれだけでOKではないのですが、動画を見ながらAWSのサービスをハンズオン形式で実際に触りながら勉強できるのでAWSについてあまり触れたことのない方にはおすすめです。 ちなみに私が購入した時は動画収録時間が確か23時間くらいだったのですが今は32時間に増えています。(私の勉強中にも動画数が増殖していたので「こんなもん終わらんやんけー!」と家で発狂してました) 反復できるようなボリュームではないので一通り動画を見ながらAWSのサービスを動かして全体像を把握するような使い方で良いと思います。 ちなみにこちらの動画教材には試験問題も2回分ついているのですが、こちらについては試験直前まで何度か解きました。 上記の動画教材が終わった後は「【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」 に取り掛かりました。 こちらの模擬試験問題集については
  • 基礎レベル 2回分
  • 応用レベル 3回分
  • よくわからないレベル 1回分
の全6回分の模擬試験から構成されています。 私は 基礎レベルと応用レベルの合計5回分を繰り返し解きました。 ちなみにこの時点での試験問題の1回目の正答率は 基礎レベルが 60~70% 応用レベルが 50~60% くらいであったと記憶しています。 また上の試験問題に加えてAWSのサービスについて何かわかりやすくまとめられている書籍が手元に欲しいなと思い、 「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第2版」 を購入しました。 こちらも全体では 3~4回くらい読んだと思います。 わからない用語などについてはその都度、Qiitaなどでわかりやすくまとめられている記事を参考に読み進めました。 上記の模擬試験問題集と書籍の2点を同時並行して繰り返して 模擬試験問題集の正答率が 基礎レベルでは 90%超え 応用レベルでは 85%超え になった辺りで試験を受けました。(解いた数としては3~4回くらいで最後の方は間違った問題や知識があやふやなものだけを繰り返しました。) 勉強を始めた時期についてははっきりとは覚えていないのですが、取りかかったのは今年の1月くらいだったと思うので半年くらいかかっちゃってますが、時間に余裕のある人については2~3ヶ月ある程度まとまった時間をとって一気に勉強するのがおすすめです。 試験本番の感想としては 模試問題に比べて試験問題の文章が長ったらしく、不自然な日本語のため少し焦りました。 難易度としては模試問題集の応用レベルの方が難しいと思うのですが、ペース配分をミスったので「これ落ちたかもなー」と試験中に思ってました。(結果ギリギリですが合格しました。。) 資格を取得したことで以前に比べてAWS関連の知識はついたものの実務で触れるレベルとは程遠いので次は 実際に自分のAWSアカウントでAWSサービスを実際に触って勉強する予定です。

注意点

余談ですが、勉強の為にAWSのサービスを触る際についてはこまめにサービスを停止するのをおすすめします。 私は DynamoDB Accelerator(その他)を放置してたら10日で請求が3万円を超えました。 ダメ元でAWSのカスタマーサービスに連絡するとなんと免除してもらえました!(カスタマーサービスの方ありがとうございました!) 似たような話は他にもあるようなので興味のある方は見てみてください。 https://trslog.com/post-2838/ https://note.com/hossohdayo/n/n4420e13dbc80 まぁこんな感じで今回の話は終わりです。

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