
CloudflareのZero Trustを使ってローカル環境を公開する
こんにちはエンジニアの神山です。
今回はCloudflareのZeroTrustのTunnel機能を利用して、ローカル環境を特定メンバーのみ公開する方法をご紹介します。
ZeroTrustの有効化


Team名はご自身のチーム名に合わせてください

プランはフリープランで行きます

Procced to paymentでZero Trustの有効化完了になります
Tunnelの設定
次にローカルの指定したポートをローカル外で見れるようにするための設定を行います。
https://developers.cloudflare.com/cloudflare-one/connections/connect-networks/

次の設定は以下になります。
Name your tunnel: Test Sample(任意の名前)
Choose your environment: Docker

こちらの 「—token」の値をコピーします。
こちらをdocker環境で読み込まれるようにdocker-compose.yamlの設定を追加します。
サンプルは以下のリポジトリに置いておきます。
https://github.com/kouyama-takuya/cloudflare-tunnel-sample
ドメインの設定
アプリケーションの追加をします。

self-hostedを選択します

サブドメインの入力を行います

アクセスのポリシーを設定します

ご自身のメールアドレスを入力(許可するメールアドレスを入れます)

他の項目は未設定で作成
Tunnelにドメインの割り当て

Public hostnamesの設定を行います。

Service部分にはDockerのコンテナ名を入れる点要注意です

登録すると自動でDNSの方にも設定がされます

設定したサブドメインにアクセスするとメールアドレスの入力画面が表示されます

入力すると自身のローカル画面が表示されます
