Webディレクターとして仕事をしている中で、「要件定義」に関する悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか？

実は、私もその一人です。
クライアントの要望をどうやって形にするか、チームメンバーとの認識をどうすり合わせるか…正直、頭を抱えることもしばしば…。

この記事では、私自身が経験した「要件定義」の悩みと、その解決策を一緒に考えていきたいと思います。
これからのプロジェクトで、少しでも役立ててもらえたら嬉しいです！

1.クライアントの要望が少し抽象的で、具体的にどう進めれば良いのか迷ってしまう

＜悩みの詳細＞

「なんとなく、クライアントはこういうサイトを作りたいんだろうな…」と思いつつも、具体的にどう進めていいのか分からない時ってありますよね。
言葉だけではなかなか伝わらないし、どうしても漠然としたまま進めてしまいがちになります。

＜解決策＞

・ヒアリングで具体化
できるだけ具体的にヒアリングすることが大切だと思います。「ターゲット」や「外せない機能」などといった質問を行い、イメージを少しずつ形にしていきます。

・ユーザー視点での説明
つい専門用語を使ってしまいがちですが、クライアントがWebに詳しくない場合も多いため、できるだけ専門用語を避け、ユーザー視点で『どんな機能が必要か』や『どんな動線が効果的か』を分かりやすく説明します。

2. 社内メンバーとの認識のズレが心配

＜悩みの詳細＞

要件定義を行う中で、「デザイナーや開発者と思っていることが違った」という経験はありませんか。
私自身は、最初に認識が一致していると思っていたのに、後から確認が必要な内容が出てきて、手戻りが発生したことがあります。

例えば、デザインに関する細かな仕様や、開発の実装方法についての認識の違いが後になって浮き彫りになることがあり、その結果、予定していた進行が遅れてしまうことも…。

＜解決策＞

・定期的な情報共有
デザインや開発の進行状況は、こまめに共有することが大切だと感じています。
定期的に進捗を確認することで、認識のズレを防ぎ、プロジェクトをスムーズに進めることができます。

・ドキュメント化の徹底
「言葉だけでは伝わりづらいな」と感じたら、要件を図や文章にまとめるなど視覚に伝えることも効果的です。
みんなで確認しながら進めることで、認識のズレを防ぎやすくなるかと思います。

3. 納期が迫ってくると焦りが出てくる

＜悩みの詳細＞

「要件定義に時間がかかりすぎて、納期に間に合わないかも…」という不安は、どのWebディレクターも経験したことがあるのではないでしょうか？
私も間に合うのかと心配になることがあります。

＜解決策＞

・タスクの整理
タスクを細かく分け、優先順位をつけることで、どの作業を優先すべきかが明確になります。
効率的に進めるためには、作業の順番や並行できる部分を見極めることが重要だと思います。

まとめ

要件定義は本当に難しい部分が多いですが、悩んでいるのは私だけじゃないんだと思うと少し安心しますよね。
私もまだまだ試行錯誤しながら、クライアントや社内のメンバーとの調整を行っています。

大切なのは、一人で悩まずに、コミュニケーションを密にして、みんなで一緒に最適な解決策を見つけていくことだと思います。
これからのプロジェクトも、少しでも楽に進めるように、一緒に頑張りましょう！