システム・ホームページ リニューアル時の注意点

システム事業部エンジニアの柿添です。
あっという間に桜が綺麗な季節になりました。
バタバタと忙しい日々を過ごしておりますが、
目の前にある業務、新しい技術の習得に力を入れて参りたいと思います。

システムリニューアルのタイミング

どのようなタイミングでシステムやホームページのリニューアルを行うべきでしょうか。

速度の問題

  • 利用ユーザーが増えた
  • 蓄積されたデータが膨大になった
  • 機材が劣化してきている(オンプレミスの場合等)

etc…

速度面での遅さが見られる場合は良いリニューアルのタイミングと考えられます。
サーバを含めたシステム、インフラ面が限界に近づいているため見直しのタイミングと考えられます。

セキュリティの問題

対応すべき脆弱性がシステムやサーバに出てきたが、システムをアップデートできない、
サーバ周りのインフラで対応できない

等の問題が発生している場合はリニューアルのタイミングと言えます。

デザインやシステムが古い

デザイン面もシステム面も日々新しい技術が出てきています。
デザインやシステムが古いが故に目的が達成しづらい、
コンバージョン率が下がった等が見られる場合
限界が近づいている可能性が高いためリニューアルのタイミングと考えられます。

目的・ゴールの整理

リニューアルをするにあたり重要なのは目的やゴールの整理です。
業務改善であればより使いやすいシステムへ変更しコスト削減、
速度面の強化であればそれらへの対応。

落ちない構成などの耐久性を考える場合など、
システムリニューアルにおいて解決したい課題やゴール設定をしっかりと練る必要があります。

現行データの整理

リニューアル時に注意すべき点の一つにデータがあります。
データの入力と出力がシステムにとってはとても重要で
これらをどう扱うかがシステムの主な仕事であるためです。
リニューアル時は、「より目的やゴールに近づける」ためデータの持ち方を変える必要も出てきます。
今どのようなデータを持っていてどのように保持しているかを把握しておくことはとても重要です。

セキュリティ面の注意

前述したようにセキュリティの面には注意する必要があります。

セキュアでない場合

SSLは、ブラウザからサーバへの通信においてやりとりしているデータを暗号化する技術です。
https:// から始まるシステム・ホームページでは通信が暗号化されているため安全に通信ができます。
その反対に http:// から始まるものについては通信中にデータが丸見えのため攻撃者に盗み見られる可能性があります。
セキュアな通信ができていない場合、システム・サーバ(インフラ)の変更をすぐに行う必要があります。

改ざん検知、FW、IPS、WAFの導入がない

別途記事で詳しく説明できればと思います。
各種システムを守るための防御をとっていない場合は
システム・サーバ(インフラ)の変更を検討する必要がありそうです。

まとめ

システムやサーバが古くなればなるほど
遅さやセキュリティ面のリスクが上がるなどが考えられます。

弊社では現在に至るまで様々なクライアントさまのシステムリニューアルやインフラ構築を行ってきました。
現在のシステムでお悩みの点・不安な点などありましたら、是非一度お問い合わせください。

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