システムのバージョンについて
こんにちは!エンジニアの神山です。
今回はシステムのバージョンについて書きます。
バージョンについて
バージョンと言いますと以下のようなものを目にすると思います。
・v1.2.3
・version4.5.6
・バージョン7.8.9
これらは不具合や更新がされると数字があがっていくのですが、それぞれ意味があり、名前があります。
例) version4.5.6の場合
「メジャーバージョン . マイナーバージョン . パッチバージョン」とそれぞれ名前があります。
メジャーバージョン
⇒ システムの大幅な改修があった場合に数字が上がります。
windowsだと「10 → 11」への変更
iPhoneだと「iOS14 → iOS15」
マイナーバージョン
⇒ システムに機能を追加や機能向上をした場合に数字があがります
パッチバージョン
⇒ 不具合やセキュリティ面を改修した場合に数字が上がります
例だとメジャーアップデートが「4回」あり、
そのなかで機能向上等が「5回」、不具合やセキュリティ面の改修が「6回」になります。
プログラミング言語やフレームワークにもバージョンはあります
システムを構築するにはプログラミング言語やフレームワークが必要になってきます。
それらにもバージョンがあり、セキュリティの担保がされている期限(サポート期限)があります。
※サポート期限が過ぎても利用することはできますが、サポートを受けることができないです
ですのでシステムを構築しても、一生使い続けられるわけではありません・・・
構築したシステムはどのくらいの期間使えるのか?
Webのシステムであれば、おおよそ「5年」が限界だと思います。
※基幹システムであれば、もう少し長いと思います
正常に動作していても、利用している言語、フレームワークが古くセキュリティサポートの期限が切れている可能性が高いです。
運用する側から見ればわかりにくい部分なので、どうしても機能追加等を優先されると思うのですが、
古いバージョンの言語やフレームワークを利用し続けることはセキュリティ面の問題もありますので、
5年を目処にシステムのリニューアルをご検討されたほうが安全だと思います。
弊社ではシステムのリニューアル、サーバ構築を行なっております。
利用されているシステムの気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。