
Webサイト制作やシステム開発における補助金の活用について
クライマーの池田です。
皆さんは補助金を活用されていますか?
補助金と言っても数多くありますが、クライマーで取り扱ったりよくお話をいただくものをいくつかご紹介したいと思います。
ちなみに弊社YouTubeチャンネル「クライマーチャンネル」でも補助金の紹介はしておりますが、だいぶネタ感が強いです。ワザとではないんです。興味ある方は是非見てください。
なお、ここでは補助金についての細かい説明は割愛します。
各補助金についての説明は対象となる公式サイトでご確認ください。
1.IT導入補助金
ECサイトの構築をご相談いただいた際に案内しているのがIT導入補助金です。
経済産業省が推進する、中小企業・小規模事業者を対象とした補助金です。
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。と公式サイトに記載されています。
IT導入支援事業者(ITベンダー・サービス事業者)がITツールの登録を行い、そのITツールを補助対象者へ導入やサポートを行い、それにかかる費用を補助してもらうというものです。

ハードウェア購入費用も補助対象となっています。
※PC・タブレット・プリンター・スキャナー及びそれらの複合機器
補助率1/2以内、補助上限額10万円
※レジ・券売機等:補助率1/2以内、補助上限額20万円
クライマーでも「デジタル化基盤導入類型」という分類で「Shopifyを利用したECサイト制作」でツール登録を行っています。
例えば300万かかる制作費がIT導入補助金を用いることで約100万となります。
公式サイトに補助金シミュレーターがあるので利用してみてください。
現在発表されているスケジュールでは8次締切分(8月8日(月)17:00)までとなっています。
ECサイト制作を行う予定がある方は活用されてはいかがでしょうか?
2.小規模事業者持続化補助金
Webサイト制作やECサイト制作に活用できる補助金となります。
小規模事業者の販路開拓や生産性向上の取り組みを支援するため費用の一部を支援するための補助金です。令和4年度から通常枠(50万円、補助率は3分の2)に加えて卒業枠、賃金引き上げ枠、後継者支援枠、創業枠、インボイス枠が追加されました。
補助対象経費科目に「ウェブサイト関連費」(ウェブサイトやECサイト等を構築、更新、改修するために要する経費)はありますが、補助金交付申請額の1/4を上限とされ、ウェブサイト関連費のみによる申請はできないようです。
なので、補助対象経費科目を併用して申請する必要があるようです。
私達がお手伝いできる業務内容としては広報費や開発費が併用しやすそうです。

3.ものづくり補助金
ものづくり補助金はシステム開発の案件などでご相談いただくことが多いです。
事業者様がWebを使ったサービス提供など行う場合、システム開発が必要となることが多く、ものづくり補助金の対象となる場合があります。
ものづくり補助金とは
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
ものづくり補助金公式ホームページ
他の補助金同様、対象となる枠はありますが、補助額は750万円~3,000万円、補助率 1/2~2/3と結構大きいです。新たな事業を始める時、これらを活用しない手はないかと思います。
なお、現在発表されている一般型・グローバル展開型の最終11次締切は令和4年8月18日(木) 17時となっています。検討されている事業者様は早めに申請されることをおすすめします。
トップページ|ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト
4.事業再構築補助金
事業再構築補助金とは、思い切った事業再構築をしようと試みる中小企業のための補助金です。
事業再構築の中にWebサイトやシステム開発が含まれる場合があり、私達がお手伝いすることがあります。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売り上げの回復が期待しづらい中、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことが重要です。そのため、新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。
事業再構築補助金

補助額がすごく大きな補助金となります。 しかし、その前提条件がいくつかあります。
1.売上が減っている 2.事業再構築に取り組む目途が立っている 3.認定経営革新等支援機関と策定した事業計画がある
細かい条件は公式サイトでご確認いただくべきですが、まずは売上が減っていないと申請できません。 ※2020年4月以降の連続する6ヶ月間のうち、任意の3ヶ月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1月~3月)の同3ヶ月の合計売上高と比較して10%以上減少していること
諸条件に当てはまり、新たな事業の送出を考えてらっしゃる事業者様は事業再構築補助金の活用をおすすめします。
まとめ
クライマーでよくご相談いただく補助金は以下の通りです。
1.IT導入補助金
2.小規模事業者持続化補助金
3.ものづくり補助金
4.事業再構築補助金
貴社の事業・条件をご確認いただき新たな事業開始のきっかけとして補助金を活用されてください。 クライマーではWebサイトの制作やECサイト制作、システム開発、クラウドサーバー構築を得意としております。 ぜひお気軽にお問い合わせください。