20代〜60代の幅広い年齢層に対応した、簡単に操作できるシステムを構築していただきました。

貴校の紹介をお願いいたします。
九州産業大学は、昭和35年(1960年)商学部だけであります「九州商科大学」から開学しました。
その後、芸術学部・工学部を開設する時に「九州産業大学」と校名変更を行い、現在に至っております。
現在、学部が9学部21学科、大学院5研究科、造形短期大学部がございまして、学生数が全体で約1万1千人、卒業生はおよそ14万人を輩出している“文理芸融合のグローバル総合大学”でございます。
どこで弊社のことを知りましたか?
本学には「総合情報基盤センター」という部所がありまして、業務委託契約で常駐のSEさんを配置しております。
今回、HP・受付サイトを作成するにあたりましては学内のサーバー工事が必要になる関係で、常駐SEさんの会社さんからクライマー株式会社さんをご紹介いただきました。
ご依頼時はどのような課題をお持ちでしたか?
リカレント教育を取り組むことになりまして、リカレント教育の受講生受付・受講料の支払い、大学側の方では、受講者名簿・成績管理などをWeb上で一元管理するシステムが必要でしたが、既存のものでは中々対応出来ないところがございました。
そのため、今回クライマーさんに一から作成をご依頼したというのが、そもそものところでございました。
弊社を選んだ理由や印象を教えてください
Webのホームページをはじめ、本学も色々なポータルサイト、基幹システムなどがありますが、システムを稼働させていると、どうしても想定していない不具合が起きるものでございます。
そうした時に“すぐに対応いただける”というのと、すぐに対応していただかないと困る部分もありまして“地元の福岡にエンジニアさんがいらっしゃる会社”というところが大きなポイントではありましたし、そういった会社さんに作っていただいて、何かあったら駆けつけていただけるようなところが良いなというのは、重視しているところでございました。
サイトやシステム公開後の反響や満足度はいかがでしょうか。
今回ご依頼したのは、教員免許状の認定講習というものがありまして、幼稚園・学校の先生が講習を受けるというものの、受付システムというところが最初でございました。
受講される先生の年齢層というのが、大学を卒業したての20代の方から60代ぐらいまでの、幅広い層がこのシステムを触るというところがありまして、簡単に操作出来ること、また大学側としては、出来るだけ紙での資料を減らしたいな、というのもありましてスマートフォンから申し込み出来るようなものというのを重視して開発をお願いしたところでございました。
実際に動かしてみまして、インターネットで申し込みというだけで、拒否反応を示す方から初年度1〜2人のお問い合わせはありましたが、操作が分からないといったお問い合わせは皆無に近かったように思います。
操作ミス・入力ミスを起こしてしまうというのは改善しなければならないところは、私自身思うところがありました。
画面表示等の改修は翌年度にしていただいて、今年も無事間違ってるというような問い合わせは無く終了しております。
今後の展望などありましたら教えてください。
コロナ禍を経験して、大学もそうですが社会全体で、ICTスキル、その前の時代に戻れなくなったと、私は思っています。
飛行機の機内誌でこんな記事を読んだんですけれども、もちろんデジタルは完璧では無いです。と
システム障害は起こるものであり、そういう時こそ人の力が試されるという事が書いてありました。
人の力を育てるのが、大学をはじめ学校の仕事だと思っています。
クライマー株式会社さんにも、本学の卒業生を採用していただいて、活躍されているのも一緒に仕事させていただいていることも、これは大学にとって本当に嬉しい話です。
本学のビジョンでもあります「実践力」「熱意」「豊かな人間性」をもった人材を育てていきたいというのが思いでありますので、御社と一緒に車の両輪となって新しい時代を進んでいければと考えています。