国立大学法人 神戸大学 様

機器予約システム

https://c-limber.co.jp/機器予約システム

プロジェクト概要

神戸大学さまが所有する複数の機器予約システムを開発しました。

神戸大学さまは、1902年設置の旧制官立神戸高等商業学校を創立の起点とし、120年を超える長い歴史のある学校です。
日本酒や阪神・淡路大震災など地域の特色と関係の深い科目などが数多く開講されており、国際交流のための教育プログラムや環境問題やSDGsなどと関係の深い持続可能な開発のための教育プログラム、文系・理系問わず全ての学生がデータサイエンスやAIの基礎を身につけることを藻座している数理・データサイエンスに関する教育プログラムなどがあります。
また学部の垣根を越えて学生や教員が集う組織として、価値創造の理解や実現を目指すバリュースクールや企業を目指すアントレブレナーシップセンターなど様々な教育プログラムがあります。
卒業後の進路についても、キャリアセンターや各学部におけるキャリア・就職支援などがあり一人ひとりにあった進路・職業選択をサポートされています。

今回は、さまざまある学科ごとに所有している特殊機器の予約システムを担当いたしました。

課題・要望

これまでは、機器予約するために手書きで紙に情報を記入されていました。 しかし、紙だと機器を借りる際に誰がいつからいつまで借りているのか見えにくい状態でした。 また、時間制限のある機器に対して、管理が不明確でした。

そのことから以下の3点の要望をいただきました。

・学生が容易にオンラインで機器を予約でき、誰が機器を使用しているのか、いつから借りているのわかるようなシステムにしてほしい

・学生が報告書を簡単にオンラインで提出できるプラットフォームを構築してほしい

・先生の業務負担を減らすために、予約や提出に関しても確認しやすいシステムの構築をしてほしい



施策・提案内容

3つの要望に応じて、機器予約システムの開発を行いました。 神戸大学さまは独自のシングルサインオンシステムを導入しており、そちらとPHPのシステムを連携させる形でログインシステムを構築しました。 また、学生がどの機器を使っているかや借りている期間が一目で分かるように、UIは見やすく、誰でも操作しやすいように工夫しました。 さらに、機器を使用した際の報告書や予約・提出物の管理も、機器予約システムを通じてユーザーや管理する先生方が簡単に操作できるように心がけました。

その後、新たに2つの要望があがり、それに応じて新しい2つのシステムを作成しました。

ユーザ管理システム:学校の生徒が利用するため、ユーザーの変更が頻繁にある状況を考慮し、一元管理できるシステムの開発を行いました。これにより、管理者は簡単にユーザーの変更を行え、負担が軽減されました。

その他の部局における機器管理システム:他の部局でも同じような問題が起きており、こちらについても機器管理、予約システムを構築いたしました。


導入効果・お客様の声

機器予約システムの導入により、便利になり、情報が見える化されたことで業務の引き継ぎが格段に楽になったのではないかと思います。 ユーザーはいつどの機器を予約しているか一目で確認でき、管理者も簡単に利用状況を把握できるようになりました。

これにより、機器の利用状況や予約情報が透明化され、過去の利用履歴も容易にアクセスすることができます。 業務の引き継ぎにおいても、新たなユーザーへの説明や管理者間の連絡が円滑に行われ、適切な機器利用が促進されました。

またシステムの導入により、業務プロセスがより透明かつ効率的になり、全体的な作業の円滑さの向上に繋がったかと思います。

開発言語・SaaS・サーバー構成等