Warpというターミナルを使ってみた
こんにちはエンジニアの神山です。
今回はWarpというターミナルを使ってみた感想を書きます。
Warpとは
Rust製のターミナルになります。
開発者によると、ターミナルは大きく変わってないという理由でモダンなターミナルを再開発したとのことです。
インストール
ターミナルからインストール
$ brew install --cask warp
Bash,Zsh,Fishなどの一般的な既存のシェルをサポートしておりますが、
基本はZshになると思います。
ですので、Zshを利用中の場合、「~/ .zshrc」の設定内容も読み込んでくれます。
良かった点
ブロック機能
こちらのブロック機能ですが、実行したコマンドと出力内容を1ブロックして、
フォーカスを合ってくれたり、出力内容をコピーできる機能があります。
特に実行したコマンドにフォーカスを当てる機能は非常に便利だなと思いました。
毎回どこからどこまでの実行コマンドなのかわからなくなるので助かります。
https://docs.warp.dev/features/blocks/block-basics
Workflows
コマンドや引数の情報を検索して、確認することができます。
下図の例ですと、dockerコマンドの情報になります。
こちらの情報をカスタムすることが可能のようで、Warpにないコマンドを追加することが可能のようです。
https://docs.warp.dev/features/workflows
候補のUIが綺麗
コマンドの候補を表示してくれるのですが、これがエディターのような感じで非常に見やすく使いやすいと感じました。
微妙な点
日本語入力
日本語を入力した際に、エンターを押すまで表示されないです。
私はあまりターミナルで日本語を入力しないので、気にしないですが
Gitのコミットをターミナルでされる方は気になるかもです・・・
AIコマンド検索
このコマンドどのようにしたら良いかを教えてくれる機能なりますが、
Open AIなので内容はすべて収集されますので注意が必要です。
まとめ
Warpのブロック機能は非常に便利だなーと思っており、その他も今までのターミナル(iTerm)と同じ感覚ですので、現在はWarpをメインで利用しています。
まだベータ版ですので、今後の機能追加が楽しみです。