オンラインサロンとは?種類や作り方について解説!法人向けのおすすめの制作方法もご紹介
インターネットを使ったコミュニケーションツールが増えているなかで、近年注目されているのはクローズドで上質な情報を受け取れるオンラインサロンではないでしょうか。
今回はそんなオンラインサロンの種類やおすすめの作り方について解説していきます。
オンラインサロンとは
オンラインサロンとはインターネット上で運営される月額会員制のクローズドなコミュニティサイトのことを指します。
専門的な知識があり、特定の分野で優れたスキルや経験を持つ個人やグループのメンバーがオーナーとなり運営されます。(作家・実業家・アスリート・ブロガー等)
また、著名人のファンクラブとして活用されることもあります。(アーティスト・アイドル、モデル、テレビタレント・アスリート等)
オンラインサイトの一般的な使い方としては参加者が会費を支払い、その対価として主催者は動画や情報コンテンツ、イベントの会場などで「そこにしかない機会や情報」を提供するという流れになります。
オンラインサイトの魅力
オンラインサロンの魅力は様々ですが、ここでは4つご紹介します。
アンチユーザーのリスクを下げ安心して交流できる
インターネット上の誰の目にも触れる場で自分の意見を言うと批判を受けたり、叩かれたりする可能性もありますが、月額制のクローズドな空間であればアンチユーザーなどによる誹謗中傷のリスクが少なく、基本的にオンラインサロン内の情報を外部へ流出する行為は禁じられているため、安心してやりとりを楽しむことができます。
また、オンラインサロンでは、自分と似た価値観の人が集まりやすいといったメリットもあり、普段の生活で同じような価値観を持つ人と出会う機会がない人には良いきっかけになるはずです。
気軽にコミュニケーションが取れ住居に関係なく参加できる
普段なら会うこともできない、カリスマ的存在のオーナーと気軽にコミュニケーションが取れるようになります。また、インターネット上のやとりになるため、住居に制限がなくどこに住んでいてもコミュニティーに参加できます。
匿名性のあるオンラインサロンも増えている
匿名性のあるオンラインサロンもあり、実名を出すことに抵抗があった人でも参加しやすい環境があります。
会員限定でオフラインでの交流の可能性もある
サロンにもよりますが、オンラインサロンの会員限定でオフラインでのイベントを行うこともあります。実際にオーナーに会ってコミュニケーションや情報を得る良い機会に恵まれることもあります。
オンラインサロンの種類は全部で4つ
オンラインサロンと一言で言っても、内容はサロンにより様々です。大きく4つの種類に分類できるので、それぞれを具体的に解説します。
レッスン型
レッスン型のオンラインサロンでは、オーナーが知識や技術などを発信し、勉強会を開催しています。インプットを目的として参加する人が多いです。
しかしアウトプットも可能な環境なので、学んだことや分からないところをメンバー同士で話し合ったり、メンバー同士で勉強会を開催するようなところもサロンによってはあります。
学んだことをアウトプットできる環境があることも、オンラインサロンのメリットと言えます。
コミュニティ型
コミュニティ型のオンラインサロンでは、オーナーやメンバーとの交流をメインにしたサロンです。例えば、メンバー同士で目標を共有し、モチベーションを高めあったり、特技を持つ人がメンバーに教えたりし、ともに成長できるような仕組みが多いです。
プロジェクト型
プロジェクト型のオンラインサロンでは、メンバー同士でイベントを計画したり、仕事の受発注などが行われています。
自分のスキルを活かして交流を深めたり、様々なイベントに参加して、人脈づくりや、知識を増やしたい人におすすめのサロンです。
サロンにもよりますが、オーナーからの情報発信が少ない傾向があり、インプットをメインに考えている人にとっては、活用するのが難しい可能性があります。
ファンクラブ型
ファンクラブ型は、著名人がオーナーとなり、オーナーを応援したい人がメンバーとして集まるオンラインサロンです。
内容としてはオーナーの活動報告やライブ配信を観れたり、メンバー限定のイベントやグッズの参加や購入権があったります。また、スタッフとして運営に関われたり、様々なコンテンツが用意されています。
また、メンバー同士で交流したり、イベントに一緒に参加したりといった楽しみ方にも特徴があります。
オンラインサロンの作り方
オンラインサロンを開設したい方に向けて、作成の流れとポイントを解説します。また、プラットフォームを利用する場合のメジャーなサイトや、独自開発を行うメリットなど紹介していきます。
1.サロンの運営方法を決める
サロンの運営方法は大きく分けて2つあります。1つ目はオンラインサロンのプラットフォームを利用する方法。2つ目は独自開発する方法です。
オンラインサロンのプラットフォームについて
オンラインサロンのプラットフォームのメリットは、簡単に始められるところです。また、顧客管理や決済システムも整っているので人数が増えてきたときに起きやすいトラブルを回避することができます。下記にオンラインサロンプラットフォームの一例を紹介します。
CAMPFIRE
主な特徴
- 手数料が業界最安の10%
- 審査は最短即日
- 国内最大のクラウドファンディングとの連携が可能
DMMオンラインサロン
主な特徴
- オーナーの報酬は業界最高水準の最大90%
- サロンに特化した専用管理ツール
- 動画やチケットなどに使えるデジタルコンテンツ販売機能
note
主な特徴
- 複数のプランの作成が可能(上限5つまで)
- メンバー管理機能が充実
- 外部サービスへのリンク設定が可能
オンラインサロンの独自開発について
プラットフォームより独自開発が向いているのは、他社サービスに依存したくないと考え、本格的にオンラインサロンやファンクラブを事業として展開したいと考える法人様になります。
独自開発のメリットとしては
- 自由度が高く自分達に合った独自の運営を行うことができる
- プラットフォームに依存しないのでサービス終了のリスクがなく半永久的に使える
- プラットフォームでは売上手数料がかかるが、独自開発だと売上手数料がかからないため収益率が上がる
といった点があります。プラットフォームより制作までに時間は必要になりますが、プラットフォームのサービス終了に伴い、作ったサロンが消えてしまうリスクや、収益率を考えると、最終的にプラスになる面が多いのが独自開発になります。
弊社ではオンラインサロンの制作実績があります。
詳しい制作実績の詳細はこちらからご覧いただけます。
2.運営に必要なプランを決める
オンラインサロンの定員や会費など、運営に必要なプランを検討する必要があります。
定員については少し注意点があります。
人数が多いほど収益率は上がりますが、多い分メンバー1人1人に対するフォローが難しくなりやすいです。逆に定員が少ないほど、密なコミュニケーションができ、メンバーも「特別感」を得やすく満足度の高い傾向にあります。
会費は月額数百円からのサロンもありますが、大体月額1,000~10,000円の範囲に設定されているサロンが多いです。
オンラインでの情報発信がメインの場合料金設定は低めです。交流を提供するタイプのサロンの場合、高めになる傾向にあります。
3.ブログやSNSを利用して集客する
オンラインサロンで扱うテーマを題材にSNSを使ってオンラインサロンを知ってもらうことが大切になってきます。流入経路をより多く確保できるとよいです。
発信する際は、サロンの目的や効果などページ構成をきちんと考えて発信する必要があります。
4.運用中の施策や分析を行なう
オンラインサロンは配信したコンテンツに対するフィードバックが得られやすいため、参加者の声が聞きやすいのが特徴です。
ニーズに沿ったコンテンツを提供するのに良い環境ではありますが、あまり振り回れすぎないようにする必要もあります。
離脱するユーザーが多い場合は、サロン時のコミュニケーションの量や質は十分か、情報発信の頻度やコンテンツの方向性は正しいか、など省みる必要があります。
参加者の声と実際の数字を照らし合わせ、改善し運営していく必要があります。
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