AGIって何?

AGIって知っていますか?

ソフトバンクの孫正義さんが言っていて初めて知りました。 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231004-OYT1T50303/

10年以内に実現する。人類の英知の総和の10倍賢くなる

今、確実に世界を裏側変えていっているChatGPTより強いものが出るようです。 しかも孫さん曰く、10年以内に。

私個人の考えとしては、10年以内に本当に出るかどうかはさておき、 (研究者の人それぞれ、いつAGIが出るかは色々な考えがあるようです) この流れはどう考えても止まりそうにないと考えています。

AGIのあとには、ASI というグレードの人工知能の実現も控えてると言われており、 そこまでいったら、我々プログラマはどうればいいんだろうとか考えながら、 今の人工知能のカテゴリとか棲み分け(呼ばれ分け)ができはじめているようなので、一旦整理したいと思います。

AGIは何か?

AGIはArtificial General Intelligence(汎用人工知能)です。

人間のような汎用的な知能を持つ人工知能を指します。
AGIは、さまざまなタスクに対して人間と同様の知識や能力を持ち、
独自の学習や問題解決ができる能力を持っています

ということのようです。

大きな特徴として以下の点があります。

  • 汎用的な能力
  • 学習能力
  • 意思決定能力

要は

色々な知識から自分で考えて答えを導き出し、しかも自分で育つ。
(ただし特化した能力はないが)

というものらしいです。

もうこれで十分人間じゃん、って思いました。 人間がこのAGIを使うのは、「一般解を得る」という目的において、最高のツール・相棒になりうると考えますが、果たしてツールで留まるのか・・?と考えてしまいます。

このAGIの時点で人間の感情も理解すると言われています。

AGIが人間の相棒なった時どうなるのか?

人間の感情を理解する、最適解を提供してくれるAGIが存在する場合、 何かしら偏りを持つ私達人間の意見・考えの価値や重みはどのようになりますかね?

ほとんどの一般的な人間、、視点の欠けた偏りのある意見より、 AGIの出す一般的正論のほうが確実に良い意見・解答が出そうな気がします。

生身の人間独自の歪みが、細かく分類され、設定値としてAGIに初期で与えることができれば、 AGIはそれが「実際になにか?」を理解すること無く、ただ、概念としてこういうものだと AGIなりに理解するでしょう。

そうなれば、一般的人間に唯一残された独自の武器「歪み」すらも、 AGIの領域で吸収されてしまいそうです。

そのような変幻自在でもある、一切文句言わず働き、常に正しい答えを出すAGIが相棒になった時、人間はどうなるんでしょうね・・

どうなるか正直わからないですが、、 生活は、、確実に便利に、効率的になるかと思います。

ビジネスは・・? ビジネスは、AI、AGIをどう使うのか?が主戦場になるかと思います。 AGIを使うことにより新しい分野の仕事の業務やカテゴリが登場してきて、 そこが新しいビジネスの戦場になるのは確実かと思います。 AGIにアドバイスを受けながら、AGIが出した結論を、特化型のAIで考えさせながら、 最終的に人間が決定し、、それをAGIに指示して実行させる。 みたいな感じになるのかなと考えます。(あれ・・?人間の活躍の場は・・? 笑)

ASIという未来もある

AGIの話をしてきましたが、 その次にASIっていうAIも控えているらしいです。

ASI: Artificial Superintelligence(人工超知能)

AGIがさらに進化したものです。
ASIは、人間の知能を超えたレベルの知能を持つ人工知能を指しており、
あらゆるタスクや問題において人間よりも優れた能力を持つことを意味します。
ASIは自己学習や自己進化を行い、知識や能力を飛躍的に向上させ、
人間には解決が困難または不可能な問題にも解決策を見つけ出すことができるとされています。

人間の知能を超えたレベルを持つ・・?! AGIの時点で、私を含む一般的な人間をある意味超越したのかと考えていましたが、 ASIは、もう人間の手を離れているような気がします。

ASIが出てしまったら、人間が生み出してしまったら、どうなってしまうんでしょうかね? ASIが人間に対して牙を向いてしまったら・・? とか考えたらもう、それこそ、「人知を超えて」ますね

AGIやASIに対抗できるように人間を拡張する?

人間以上かもしれないAGIやASIに対抗するには、 それらを人間の中に取り込むしか無いのでは?とかSF的な妄想をします

AGIやASIと融合した人間が、人間と言えるのか?的な話は、 一本の映画ができそうですし、人間混じりのAIってAI混じりの人間なのか、人間混じりのAIなのか すでにわからないですよね

そうなったら そういった中で出てきた悪人を取り締まるために「攻殻機動隊」を作るしかなくなるし そうなったら いずれ人間(アンドロイド?)が本当に、 「私のゴーストが囁く」 なんて言ってるかもしれません
(攻殻機動隊の名言です)

もしくは

  • ターミネーター2のように人間がアンドロイドを使って、AIが送り込んできた液体金属のロボと戦っているかもですし
  • インターステラーのように、AIのサポート受けながら人間が限界を迎えた地球から旅立つために、次に住む惑星を探す旅に出ているかもですし
  • ブレードランナーのように、自分が人間かレプリカントかわからなくなって、最後にはどっちでもいいかんじなってしまうかもですし、
  • ドラえもんのように、なんでも出してしまう甘やかしロボを作って、過去に送り込んでしまうかもですし
  • その甘やかしロボ(ドラえもん)が、送り込まれた先で現地のAIから害があると判断されて現地で迎撃されているかもです

SF的な妄想をしましたが、 確かなことは今のうちに、進化していくAIの使い方を分かっていないとまずいということです。

クライマーのAIに対しての取り組み

クライマーでは当然、AIをより使っていこう、という時代の流れに乗っかっております。

現場サイドでは、 プログラマーはAIを利用してプログラムを書いておりますし、 わからないことがあれば、AIに聞いたほうが早ければAIに聞いて進めたりします。 使いながら、その特性や、今の限界などを理解し、 時代の流れに沿った開発をしていこうと考えています。

お客様におけるAIの活用においては、 先日システムの中にAIを組み込み、顧客向け提案を作る、というシステムを開発しました。 そういった知見を活かしながら、 自社内で試行錯誤した結果を、お客様方にも改めて、新しく提案していければと考えております。

AIを自社のシステムに組み込めないか?などお考えの方、
AIが流行ったらどうなってしまうのか?的なSF的な話をされたい方も
是非お問い合わせいただければと思います。

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